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『ディズニーランドのここがすごいよ!
~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』
「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
最後の瞬間まで“できたて”ポップコーンが食べられる (1)
ディズニーランドに行ったら必ず食べるものは?と聞くと、結構な比率でポップコーンの名前があがります。実際、場内では6種類くらいのフレーバーが売られていますが、いつ行ってもポップコーンワゴンの前には行列ができています。
10年くらい前は、ポップコーンワゴンはひとりで切り盛りしていたように思いますが、最近はほとんどが2人体制で行なわれています。ひとりではさばききれないくらい、よく売れるのでしょう。
他のレジャー施設でもポップコーンはよく売られていますが、残念ながら、ディズニーランドのように常にゲストが並んでいる施設はあまりありません。では、なぜディズニーランドのポップコーンはよく売れるのかというと、その理由のひとつに“常にできたて”をあげられると思います。
いくら味や香りがよくても、時間が経って冷たかったり、ちょっとシケているようなポップコーンでは、食べたくなりませんよね。その点ディズニーランドは、ワゴンからいつも湯気が出ていて、その場でプチプチ弾けているポップコーンを提供してくれます。
ディズニーランドには、こうしたワゴン商品と呼ばれるものがポップコーン以外にもたくさんあります。ターキーレッグ、カットフルーツ、チュロス、アイス、そしてドリンク類。しかもこれらが、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくして販売されているところがさすがです。
こうしたワゴンで飲食物を適温で販売するのは意外に難しく、管理を怠ると「寒いときには冷たく」「暑いときには生温かい」商品になってしまいます。これではせっかくの商品が台無しです。
飲食の業界では、適温提供は売上を伸ばす大事な要素となっています。
たとえばビールのように冷たいものは、きちんと冷たい状態で出すことで、ついつい飲む勢いが速くなり、おかわりの注文も出やすくなります。温かい料理もおなじで、きちんと温かいうちは食べるペースも速いのですが、冷めてくると食べる勢いも落ちるのです。
レジャー施設も、園内の屋内店舗では適温を意識した提供をしている施設は多くあります。しかし屋外になると、こうした意識が強い施設と弱い施設は一目瞭然になってきます。
(つづく)
『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より
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