« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009/10/31

つまり入口で私たちは「商品カタログ」を渡されてるわけですね


ディズニーランドといえば「感動」とか「ホスピタリティ」といった視点で語られることが多いのだけど、その「感動」も「ホスピタリティ」も、最終的には「収益」につながるから重視してるんですよ。ディズニーランドといえども「企業」ですからね。

という切り口は、「夢と魔法の王国・ディズニーランド」のファンの方には、受け入れられにくいでしょうか... やっぱり?

======================================================================

発売超目前!cover photo

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




ガイドマップでわかる“志向”の違い (2)




また、飲食や物販にスポットを当てたガイドマップをつくっているテーマパークでも、よく見ると、使われている写真の内容に違いがあったりします。

ディズニーランドの場合は“商品”の写真を多く載せていますが、他の施設では“店舗”の外見や内装を載せているところもあるのです。

その理由として、

「永遠に売られ続ける商品はないし、その入れ替わりも激しい。商品の写真を載せると、商品が変わるたびに写真を替えてガイドマップをつくりなおさなければならない。そうすれば当然、コストもかかる。店舗なら変化が少ないので、写真を替える必要も減り、つくりなおしの頻度も減る」

コスト意識の少し高いレジャー施設の運営経験者だったら、こう思うかもしれません。

しかしディズニーランドは、すでに日本人だけの施設ではなくなっています。東南アジアや欧米からもたくさんのお客様が来ます。

アトラクションは入口でパスポートを買った瞬間から乗り放題ですが、飲食はその都度、お金を払って自分で選ばなくてはなりません。そのときに言葉や文章だけでは、どんなものなのか不安があります。でも写真で“こんな食べ物です”とすぐにわかれば、安心して頼めます。

物販でも、商品がガイドマップに載っていて、そこに“今月のおすすめ”と書かれていれば、家族や友人などにお土産として買っていったときにも、「ガイドブックにも載っている人気商品を買ってきたのだ」と堂々といえます。あとのことを考えると、安心して買えるのです。

もちろんこれは、日本人でもおなじです。

アトラクションよりも飲食や物販の商品を写真化したほうが、日本人だけでなく、日本語圏以外のお客様にとっても、ありがたいガイドマップになります。

なおかつ、ガイドマップで安心感を与えることで、外国人のお客様に対しても、滞留時間増加→飲食・物販施設の利用機会増加→売上の増加と、売上増加のスパイラルを構築できるのです。

ガイドマップは“地図”ではなく、“商品カタログ”である――、そんな思想を持っているのがディズニーランドであり、その思想がテーマパークとして成功している理由のひとつでもあるのです。

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/30

この時期に見つけたくなかったけど、見つかっちゃったものはしかたがないし、むしろいま見つかってよかったかもしれない

刷り上がったばかりの『ディズニーランドのここがすごいよ!』の見本を読み返した著者の永野さんから、緊急連絡が!

「あわわ、たいへんな書き間違いをしてしまいました...」

えぇっ!?
もう刷っちゃったから、直しとか間に合わないよ。

そんなわけで、まだ発売前ですが、正誤表の掲載です(;_;)。


『ディズニーランドのここがすごいよ!』初版(2009年11月10日発行)の本文中に、以下の間違いがありました。訂正して、お詫びいたします。

15ページ9行目
誤:ディズニーランドは3歳から料金を取り
正:ディズニーランドは4歳から料金を取り

16ページ8行目
誤:「ATRACTIVE」な気持ちを
正:「ATTRACTIVE」な気持ちを


======================================================================

発売目前!cover photo

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




ガイドマップでわかる“志向”の違い (1)




自分は、全国のレジャー施設を見て回るときには必ずガイドマップやパンフレットを一式もらってくるようにしています。場内の地図として重要なだけでなく、じっくり見ると、その施設が力を入れているものはなにかを計る重要な指針にもなるからです。

こと遊園地やテーマパークに限ると、ガイドマップを見ることで、その施設が遊園地(志向)なのかテーマパーク(志向)なのかがわかります。

ディズニーランドのガイドマップも、年とともにだいぶ変わってきました。以前は冊子タイプのものでしたが、今は見開きタイプで、園内の細かい情報がよく整理されています。しかもこれが、英語はもちろん、中国語や韓国語のものまであるのですから、たいしたものです。

もし、ディズニーランドのガイドマップが手元にあったら、ぜひ見てください。わかりやすいイラスト付きで、アトラクションがどこにあるか迷うことは決してないようになっていますが、おそらくアトラクションの個別写真はほとんどないと思います。そのかわり、ショップの商品やレストランのメニューなどは写真入りで載っているはずです。

実は、このつくり方こそが遊園地(志向)とテーマパーク(志向)の違いなのです。

テーマパークは、その施設が持っているテーマをもとに園内の雰囲気をつくることで、お客様を長く滞在させ、飲食や物販による消費機会を増やして売上を上げていきます。

一方、遊園地は、乗り物(アトラクション)にできるだけたくさん乗ってもらい、その利用券を消費させて売上を伸ばしていきます。少なくともディズニーランドができる前は、こうした売上構造を持っているところがほとんどでしたし、今でもゲームセンターなどはまさにこの方法です。これらの施設でも、飲食施設や物販施設は不要ではありませんが、テーマパークほど気を遣った配慮はされていないことがほとんどです。

この考え方の相違が、ガイドマップに現われているのです。

つまり、テーマパーク(志向)は飲食や物販の商品が目立つように写真を使い、遊園地(志向)は乗り物(アトラクション)が目立つように写真を使う――、こんな違いがあります。

(つづく)

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/29

“限定”と“チラ見”にやられてしまうわけですね


『ディズニーランドのここがすごいよ!』用のイラストを描くために、本文原稿も少し読んだイラストレーターさんは、いいました。

「けっこう、エグイね(^^;)」

いったい、なにがえぐいの?

それはね……


======================================================================

発売迫る!cover photo

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




「終わり」の告知をきちんとすることで集客を伸ばす (2)




たいていのレジャー施設では、年間をいくつかのシーズンに区切って期間イベントを行ないます。春、夏、秋、冬と施設の雰囲気を変え、リピーターが少しでも新鮮に遊んでくれる環境をつくるわけです。

でも、春だけを見ると「去年とたいして変わらない」と思われるようなものだったりして、ビギナーの頃のような新鮮さをリピーターに与え続けるのは、なかなか難しいといえます。実際、ディズニーランドでも、ミッキー以外のキャラクターを主人公に据えたりして雰囲気を変えている程度です。

ディズニーランドがすごいのは、期間イベントの始まる前と終わりで宣伝の内容を変えていることです。とくに「終了間近」のときの伝え方がうまいのです。

最終日が近づくと、必ず「もうすぐ終わりだよ」「今月○日まで」といった期間限定感を打ち出してきます。

日本人はこうした“限定”に弱い人が多い民族なので、こうしたアピールを見ると、すでに行った人でも「もう一度行ってみるか?」と思いますし、まだ行っていない人は「もうすぐ終わりか、行かなくちゃ」という気分が強まります。

期間イベントが始まる前の宣伝で“すぐに動く層”を刈り取り、期間の終わりには「限定」を前面に出した宣伝で“腰の重い層”と最初に刈り取った“すでに動いた層”をもう一度刈り取る――この二毛作で集客するから、あれだけの人が集まるのです。

さらに、期間イベントの終了間際の時期に行くと、“次のイベント”が告知されています。しかも、ショップで、新しいお土産として告知されていたりする場合も多いのです。

もちろん、リピーターにとっては以前にも見たことのある期間イベントですから、最初のときほどの消費意欲は薄れています。それでも、次のイベントが“チラ見”させられると、そちらへの消費意識は高まっていきます。

たんなる二毛作集客では、2回目の来訪者の客単価が大きく下がるのですが、これを補填するために「もうすぐ○×が始まります」という予告編を加えて打ち出し、消費を伸ばす――、これが、リピーターになっても園内でお金を使う仕組みとなっています。このへんは、母体が映画制作会社ならではの手法といえるかもしれません。


『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/28

リピーターが増えると、客単価は下がってしまう

うちの会社は
「少ない字数で印象的に表現する」ことが、
めちゃめちゃヘタだ。

だから書名もどんどん長くなっちゃうし、
サブタイトルもどんどん長くなっちゃうし、
さらに帯にもどんどん長い文章を載せてしまう。
いかんなぁ。

まずは40字!
慣れてきたら20字!
最終的には10字!

あらかじめ字数を制限したなかで、
より印象的な表現を考える訓練をしようと思ってます。


======================================================================

まもなく発売!cover photo

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




「終わり」の告知をきちんとすることで集客を伸ばす (1)




ディズニーランドのメイン商圏はもちろん1000万人都市といわれる東京ですが、実際は全国からお客様が訪れるわけで、その告知は地方のローカル駅の中にもポスターが貼られていたりするほど徹底しています。

あれだけのハードとソフトを用意しても、宣伝を確実にしなければ、お客様を集めきることはできません。地方のローカル駅のような小さなところでも手を抜かないのは、やはりディズニーランドのすごさといえます。

レジャー施設が売上を伸ばすには、場内での消費を伸ばすことが必要で、そのためには滞留時間が非常に重要です。

しかし、あくまでもこれはお客様が来てくださった場合の話です。どんなに素晴らしい滞留時間獲得策があっても、肝心のお客様が来なかったなら、話になりません。

お客様に来ていただく、つまり“集客”という観点で見ると、お客様は2種類に分類できます。ひとつは“初めて来る人(ビギナー)”、もうひとつは“何度か来ている人(リピーター)”です。

どの施設も、できた当初は100%がビギナーですが、徐々にリピーターが増えていきます。リピーターのなかには年間に100回以上来訪する“ハードリピーター”と呼ばれるマニアックな人たちもいて、施設によってはハードリピーターがご意見番的な存在になっていることもあります。ディズニーランドでも“ハードリピーター”ぽい人はよく見受けられます。

集客を安定させるには、ハードリピーターをどんどんつくればよいと思われがちです。しかし、この人たちはよく来るかわりに、ビギナーにくらべるとお金をあまり使ってくれません。

ビギナーは、初めて来る新鮮さで、お財布の紐がかなりゆるめになりますが、ハードリピーターは、その場所での過ごし方をよく知っていて、お金の使いどころなども心得ているからです。

したがってレジャー施設では、リピーターがどんどん増えるにつれ、場内でのひとりあたりの消費金額=客単価は減少してしまうのが通例です。

でもディズニーランドはオープン以来、少しずつ客単価が上がっています。しかもビギナーが増えているのではなく、むしろ年々リピーターが増え、最近では9割以上がリピーターだといわれています。

なのになぜ、客単価が下がらないのでしょうか。

(つづく)

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/27

「青」と「金」がきれいです!

来週発売の『ディズニーランドのここがすごいよ!』、さっき見本が刷り上ってきました!

むっふふ~ぅ。

カバーの「青」と「金」が、とってもきれいに印刷できました。印刷屋さん、ありがとー。

今回のカバーデザインは、この「青」と「金」がきれいに出るかどうかがとても重要だったので、色見本を渡して、ずいぶんと強く「ゼッタイ、この色を出してください!」とお願いしたのです。

ちゃんとその色になってる! 印刷屋さん、GJ!

======================================================================

まもなく発売!cover photo

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開してます!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




トラブル時は「返金」ではなく「サービス」でリカバーする (2)




ディズニーランドでは、返金はもちろん行ないません。そのかわり、アトラクションが停止して利用できなくなった場合には「再利用券」がもらえます。

早い時間帯で、そのあとも充分に他のアトラクションが楽しめるようであれば「当日限り有効」の券、閉園時間が近く、今から他のアトラクションに行っても乗れない可能性があるようなときは「次回利用できる再利用券(とくに期限はない)」がもらえるのです。

この再利用券を提示すれば、通常よりも早くアトラクションを利用することができ、待ち時間を短縮できます。

これにより、「お客様には申し訳ないことをしました。このアトラクションは運営停止しましたが、他のものは大丈夫です。今回のおわびの印として、他のアトラクションを優先的に利用できる券をさしあげますので、どうぞ他のアトラクションをお楽しみください」という気持ちを表わします。

お客様としても、他のアトラクションが優先的に利用できることで、故障で乗れなかったという不満も幾分かは解消されます。

さらに、再利用券を持って別のアトラクションにいくと、そこのスタッフが「先ほどは○×アトラクションが運行停止になり失礼いたしました」とフォローがあります。再利用券を発行するだけでなく、スタッフ間できちんと情報を共有し、サービスリカバーをする運営方法が整っているのです。

これもまた、ディズニーランドの顧客満足度の高さの理由です。

返金で対応すると、返金した瞬間にすべてが終わってしまい、サービスリカバーはありません。これではお客様に「故障」と「返金」の印象が残り、その後の時間を楽しく過ごすことを阻害する要素となりやすいのです。

“その瞬間”にたまたま乗り合わせてしまったお客様に対して、このトラブルを忘れて、これ以降も楽しく過ごしてもらう(そして気持ちよくお金を使ってもらう)ためには、なにがベストなのか。そうしたことを教えてくれるのが、この再利用券だと思います。


『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/26

「約束を守れなかったので、お金で解決させてください」

来週発売予定の『ディズニーランドのここがすごいよ!』のほか、当社発行のいくつかの本でイラストを描いてくださった妹尾みのりさんが、初のご著書『プリンセスパーティー』を発行されました。

PCゲームのノベライズだそうです。
どたばたラブコメだそうです。
18歳以下のみなさんにはおすすめできないそうです(^^;)。

ご興味のある方は、ぜひ。

======================================================================

まもなく発売!

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』

cover photo

どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開します!!
書店店頭での発売開始は、11月4日ころからの予定です!




トラブル時は「返金」ではなく「サービス」でリカバーする (1)




機械を使ってお客様を楽しませる施設に必ずつきまとうのが「故障」です。毎日オープン前に点検し、クローズ後にも点検し、月単位での点検もしていても、故障するときには故障してしまうものです。

ましてや年間2500万人以上が訪れるディズニーリゾートは、アトラクションの運転回数や乗車人数が他の施設とは比較になりません。仮に故障の回数が年間何十万人クラスの遊園地と同じ程度だったとしても、乗車人数に対する比率を考えれば、かなり高い精度での点検をしていることになります。

ところで、ディズニーランドでアトラクションの故障に遭遇したことはあるでしょうか。ほとんどの人は遭遇したことがないのではないかと思います。なかには「ある」という方もいらっしゃるでしょうが、その回数は、さほど多くないのではないでしょうか。

実際、ディズニーランドでは、アトラクションの故障はまれにしか起きません。でも、だからこそトラブルにたまたま遭遇してしまうと、その印象が非常に強く残ってしまいます。そのため、このトラブルをいかにして安全かつ迅速に解決するかが、その後のお客様の動向に大きく影響するのです。

こうしたトラブルが起きたとき、日本のテーマパークや遊園地では2つの方法で解決しています。ひとつは、別のアトラクションを利用できる券を発行する方法、もうひとつは、代金を返金するという方法です。

ひと昔前の遊園地では、返金が至極当たり前のように行なわれていました。しかしこれは、経営的な視点で見ると非常に危険な解決法です。

レジャー施設は「私たちは、安全なアトラクションと、たくさんの楽しい時間・経験を提供します。その代金として、この金額をいただきます」ということでチケットを販売しているわけで、故障やトラブルがあった場合、この約束が破られてしまったことになります。

それを返金で解決するということは、「私たちは約束を守ることができなかったので、お金で解決させてください」という意思表示をしているのとおなじことなのです。

「そこまで極端にいわなくても……」と思うかもしれません。

しかしレジャー施設は、お客様に楽しみながらお金を使ってもらう場所です。それなのに返金対応をした瞬間から、お客様に「ここは、お金をもらえる可能性がある施設だ」という意識を持たせてしまいます。

それが非常に危険なのです。

(つづく)

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/23

「ざびえる」とともに永野さん現る

昨日は著者の永野まさるさんが、社に遊びに来てくれました。

現在は大分のほうで仕事をしているとのことで、大分のお菓子「ざびえる」をお土産に持ってきてくれました。

「ざびえる本舗」のサイトはこちら。

ざびえる、美味しいよ。
でも、箱がなんか怖いよ。

黒いフェルト地に、赤いカリグラフィ?のアルファベットでなんか書いてあります。吸血鬼とか出てきそうです。

======================================================================

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』

cover photo
書店店頭での発売開始は11月になってからですが、Amazonでは予約受け付けが始まりましたので、これからしばらく、どこよりも先行して、「第1章 運営の仕組み ここがすごいよ」からの立ち読み版を公開します!!




遊園地の定番施設を「アトラクション」に演出する (2)




ちなみにハード面でも、ディズニーランドではアトラクションの「入口」と「出口」が少し離れた場所になっています。

降りる場所と乗る場所を変えることで、この先にもまだなにかあるのではないかと思わせるような演出空間が続き、楽しい気持ちが持続します。

「ATRACTIVE」な気持ちを最初から最後まで徹底的に演出してくれる、まさに「アトラクション」と呼べるつくりになっています。

昨今は他の遊園地施設でも、ソフト面を重視した運営をするところが増えてきましたが、まだ“お客様を乗せるまでの時間”にその意識が集中するところが多いのが実情です。

機械(ハード)の特性上、乗り物に乗る場所と降りる場所がおなじ場合も多く、前回のお客様が降りる準備をしているときにはもう、次回のお客様のほうにばかり気がいってしまうスタッフを見かけたりもします。

これでは、乗り終わったお客様のドキドキ感がすぐに終息してしまいます。

それに対しディズニーランドは、乗り終わったあとも出発前のドキドキわくわく感を持続させるような工夫が、ハード面だけでなくソフト面でも、何歩も抜きんでています。

だからこそ、おなじアトラクションを何度も楽しむ人が多いのです。

また、利用し終わった直後の満足感が高ければ高いほど、その次に控える「ショップ」での購入頻度も高まります。

アトラクションの出口にショップを併設する手法は、ディズニーランドが日本に持ち込んだものですが、昨今はあちこちに、こうした手法を使っている施設があります。

しかし、お店を設置するというのはハードの手法であり、それだけではお客様は購入してくれません。

ソフトの力でお店の中にまでドキドキわくわく感を持続させられるか――、これが、その後のお店の売上を大きく左右します。

ハードは定番施設であっても、そこにお客様のニーズを高いレベルで満足させるオリジナルのソフトを加える――、こうした意識を持っている遊園地が「テーマパーク」であるといえるのです。

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/22

ページのデザイン案が浮かばない

1月新刊の初校を出さねばならんの。

本文を何字×何行で組むか、とか、
文字の大きさをどれくらいにして、
行間をどのくらい取るか、とかは、
もう決まったの。

でも、

項目見出しのまわりのデザインとか、
本文の外側にある部分の文字、
たとえば、
左上にある章タイトルの表示(業界用語で「柱」という)や、
ページを表わす数字(業界用語で「ノンブル」という)を、

どういう書体で、
まわりにどんなデザインを施して、
ページ内に配置するか、
とかが決まらない。

というか、
デザインのアイデアが浮かばない。

アイデアが浮かばないと、
DTPソフトでマスターページもつくれない。

マスターページがつくれないと、
文字データの流し込みもできない。

文字データが流し込めないと、
校正紙が出力できない。

フレームデザインだけデザイナーさんに外注するかなぁ。
でも、フレームのデザイン料が●万円するからなぁ。
やっぱ、自分で考えるか。

困ったなぁ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

機械(ハード)そのものの魅力やスリル感は他の遊園地に勝てないけれど


cover photo「視察王・雅さん」こと永野まさるさんに初めて会ったのは7年前。『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』発行後の講演会で香取貴信さんに紹介してもらったのでした。実は当時、永野さんは香取さんと一緒に働いていたのです。

まさか7年後に、永野さんにも本を書いていただくことになるとは、あのときは予想もしていなかったなぁ。

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』

書店店頭での発売開始は11月になってからですが、Amazonでは予約受け付けが始まりましたので、これからしばらく、どこよりも先行して、立ち読み版を公開します!!

======================================================================

第1章 運営の仕組み ここがすごいよ より




遊園地の定番施設を「アトラクション」に演出する (1)




cover photoディズニーランドは“テーマパーク”と呼ばれるレジャー施設としてオープンしました。それまでの日本では“遊園地”と呼ばれるレジャー施設が定番でしたが、いったい、なにが違うのでしょうか。

これは自分もよく聞かれる質問なのですが、なかなか正確な回答をすることができません。ひと言で言い表わすのが非常に難しい質問です。

ディズニーランドのアトラクションを、よく見てみましょう。

たしかに以前あった「シンデレラ城ミステリーツアー」のような、スタッフがお客様を案内しながら場内を回るようなアトラクションは、遊園地ではあまり見られませんが、ほかは遊園地の定番施設と共通しているものがたくさんあります。

たとえば人気アトラクションの「スペース・マウンテン」。コースすべてを屋根で覆ってしまうという仕掛けは独創的ですが、それを除けばマッドマウスと呼ばれるタイプのコースターで、これは遊園地の定番施設のひとつです。「ビッグサンダー・マウンテン」も、いわゆるジェットコースターですし、「スプラッシュ・マウンテン」にしても、似たような仕掛けの施設は他の遊園地にもたくさんあります。

こうした“定番のアトラクション”をもとにして、そのテーマ性を演出するための音響、装飾、そしてスタッフのエンタテインメントが雰囲気をさらに盛り上げるところに、ディズニーランドの“テーマパーク”としての完成度の高さがあります。

その“世界観”をお客様が充分に楽しむには、機械の持つ魅力(速度や傾斜、勾配などのスリル感)だけでは不足で、機械の持つ魅力自体を最大限に引き延ばす“ソフトの力”があって初めて、他とは違った独自の魅力を引き出すことが可能になるのです。

ディズニーランドは3歳から料金を取り、しかもチケットはパスポートの1種類しかありません。ですので、できるだけ多くの人がアトラクションに乗れるように、身長や年齢などの制限を可能なかぎり軽減する工夫がされています。そのため、たんに機械だけの魅力やスリル感などは、他の絶叫系マシンが集まっている遊園地に勝てません。

そのかわり、アトラクションの列に並んでいる時間に始まり、乗り込むときや、乗っているあいだの時間、さらには乗り終わったあとの時間にまで、音楽や映像、さらにはスタッフとのコミュニケーションなどを織り込んで、お客様の高揚感を高めています。

そうしたソフト面を充実させることで、機械(ハード)そのものが持つ魅力やスリル感などの減少分を充分に補い、お客様の満足を得ているのです。

(つづく)

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/21

ショーのスケジュールに込められた、客単価アップを実現する仕組み


cover photo『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』著者の加賀屋克美さんが、その視察内容の細かさに感心する「視察王・雅さん」が、ディズニーランドの「収益が上がる仕組み」を解き明かします!

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


書店店頭ではの発売開始は11月になってからですが、Amazonでは予約受け付けが始まりましたので、これからしばらく、どこよりも先行して、立ち読み版を公開します!!

======================================================================

第1章 運営の仕組み ここがすごいよ より




お客様を長く滞留させるようスケジュールが組まれている (2)




cover photo夏休みや連休などの繁忙期以外は、さすがのディズニーランドも大混雑というほどではありません。

となると、やはり周遊する時間も早くなってしまい、混雑時にくらべると、お客様の滞留時間は確実に短くなります。それは確実に売上の低下を招くので、お客様が「そろそろ飽きてきたなぁ」と感じる時間ごとにスケジュール化されているわけです。

繁忙期でなければ、2時間あればアトラクションにひとつは乗れているでしょう。ともすれば、2つ3つ乗ったあとかもしれません。そんなときにショーを見ることで気分が変わり、「そろそろ帰ろうかな」という感覚が薄れます。そしてまたアトラクションや他のショーへと滞留を続けさせていくきっかけとなるのです。

一方、お客様が多い繁忙期には、昼食時の12時から14時くらいには時間が重なるようにあちこちのステージでショーが始まります。お昼どきにショーを集中させることで、ショーを見物する何百人(パレードだったら何万人)という単位のお客様を、レストランから遠ざける効果を果たしています。

空腹時には、人間は短気になりがちです。そのうえ食事をしようと入ったレストランが大混雑だったら、もう園内でなんとかしようという意識を飛び越えて、“帰りたい”モードに入ってしまいます。そこでレストランへのお客様の集中を少しでも緩和させるために、こうしたショーが活躍するわけです。

さらにレストランから遠ざけることで、お昼をガッチリ食べてあとは遊び回るのではなく、遊びながらワゴンでポップコーンなどの軽食を何度も食べてくれるという嬉しい副産物も生まれます。1000円でガッチリ1回食べさせるより、600円の軽食を2回食べてもらったほうが、施設としては2割も儲かります。

ショーを効果的にスケジュール化することで、お客様が帰りたくなる気持ちを解放し、レストランの混雑緩和と客単価アップを実現する仕組みをつくりあげているわけです。

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/20

ディズニーランドは“滞留時間”を延ばすことで“売上”を伸ばしてる

cover photo『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』に登場した「視察王・雅さん」が、収益にこだわるディズニーランドの「運営の仕組み」を解き明かします!

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


書店店頭ではの発売開始は11月になってからですが、Amazonでは予約受け付けが始まりましたので、これからしばらく、どこよりも先行して、立ち読み版を公開します!!

======================================================================

第1章 運営の仕組み ここがすごいよ より




お客様を長く滞留させるようスケジュールが組まれている (1)




cover photoディズニーランドは、お客様の滞留時間というものを非常に大切に考えています。なぜなら、滞留時間を延ばすことが、売上を伸ばすことにつながるからです。そのため、少しでも伸ばすよう、設備(ハード)にさまざまな工夫を凝らしています。

それら設備の工夫については第5章で詳しく説明しますが、いくら設備が優れていても、それだけでは滞留時間は延びません。それよりも大切なのは、そうした設備をかぎりなく効果的に活用するための“仕組み”です。

レジャー施設では、こうした仕組みのことを「ソフト」とか「オペレーション(運営)」といったりしますが、ハードよりも実はソフトのほうが、お客様を長く滞留させる最終兵器になることが多いのです。

つまり、ディズニーランドほどのハードを用意できなくても、ディズニーランドに負けないソフトを用意すれば、充分に滞留時間を延ばすことが可能だということです。

ところで、ディズニーランドに出かけるお客様の多くは、ホームページや携帯サイトを見たりして、事前に当日の行動スケジュールを立てます。綿密にはつくらないとしても、自分の中である程度の順番は決めてから足を運ぶ人が多いはずです。

ディズニーランドで楽しめるものといえば「アトラクション」「ショー」「飲食」「買い物」「休憩」「園内の周遊」などがありますが、アトラクションは実際に行ってみないと待ち時間がどのくらいかはわかりません。

一方でショーは、ホームページにもスケジュールが公開されているし、時間を把握しやすいものといえます。ですので行動計画は、ショーのスケジュールを中心に組まれる場合が多くなります。

このショーのスケジュールを見ると、ディズニーランドが滞留時間を実にうまくコントロールしていることがうかがえます。

たとえば数年前のクリスマス時期は、オープン時間にキャラクターが勢揃いするグリーティング、11時から「ワンマンズ・ドリーム」、12時から「ミニー・オー!ミニー」と昼のパレード、13時30分から「ミニー・オー!ミニー」、14時から「ワンマンズ・ドリーム」、15時から昼のパレードとなっていました。ちなみに2009年の6月には、11時30分にキャッスルコートでのショー、11時40分から「ミニー・オー!ミニー」、13時から「ワンマンズ・ドリーム」という感じになっています。

こうした時間と回数の違いは、時期ごとの入場者数の多少で変わっているのですが、いくつか共通している点があります。それは、だいたいオープンから2時間くらいの周期で、必ずどこかでショーが行なわれていることです。

(つづく)

『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/19

「視察王」が解き明かす、ディズニーランドの成功を支える“仕組み”

cover photo『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』を読んでくださった方は、その中に登場した「視察王・雅さん」のことを覚えていらっしゃることと思います。

そう、全国のレジャー施設を訪問し、すみからすみまで調べてレポートをつくり、コンサルティングに役立てている視察のプロ「雅さん」です。

その「雅さん」こと永野まさるさんが、ついに本を出します! 題して、

『ディズニーランドのここがすごいよ!
 ~高収益を生み出す理由は運営の仕組みにあった!~』


Amazonでの予約受け付けも始まりましたので、これからしばらく、どこよりも先行して、立ち読み版を公開していきます!!

======================================================================

前書き




cover photo東京ディズニーランドができた1983年、自分はまだ高校生でした。

当時の自分にとっては、とくに行きたいと思うような施設でもなく、まさか25年が過ぎた今、こうしてディズニーランドについての本を書くことになろうとは、夢にも思いませんでした。

理系の大学に進んだ自分は、ひょんなことからレジャー施設のコンサルティング会社で仕事をすることになり、少しでも現場を知ろうと、毎週のように全国の“人が集まる施設”を見て回るようになりました。

視察先は、ディズニーランドを筆頭にしたテーマパークや遊園地がもっとも多いのですが、それだけでなく、博物館や水族館といった文化施設、ショッピングモールやショールーム、さらには自分の趣味でもあるサッカーや格闘技の観戦会場なども、同じ視点で見るように心がけてきました。

そうして視察を重ねているうちに、10カ所を見たくらいではなにもわからなかったのが、100カ所を超えたあたりから、設備や運営方法の比較ができるようになりました。

さらに200カ所を超えてからは「こっちのほうが優れている」「ここはたぶん、あそこと同じ仕組みだ」などということもわかるようになってきました。

こうした体験のなかで見つけた、ディズニーランドが“レジャー施設”として他よりも抜きん出ている理由を、視察のプロとして自分なりに解き明かしたのがこの本です。

今この瞬間も経営や運営で悩んでいる施設の管理職の方はもちろん、そこで働いている社員やアルバイトの方、これから働こうと思っている方にも、この本を充分に理解していただくために、まずは以下の予備知識を持っていていただきたいと思います。

それは、レジャー施設は会社組織であり、売上を上げ、利益を追求しなければならない宿命を持っている、という点です。そして、最終的に利益を追求する仕組みとして、収益構造という“稼ぐための仕組み”が必要であるということです。

ディズニーランドも他のレジャー施設も、収益構造はおなじです。お客様を中に長く滞留させて、その滞留時間内で消費活動を促進して売上を伸ばす、という基本モデルです。

これを、かぎりなく確実かつ効果的に実施するために、ディズニーランドがどんな努力をしているのか。ディズニーランドの成功を支える“仕組み”と、どうしたらその“仕組み”を自分たちの施設にも取り入れられるのかを、お伝えできればと思います。

なお、自分はディズニーランドで働いたことはありません。また、ディズニーランドだけでなく、どの施設でも、視察のときは常に「自費で施設を訪れる客」として全国を回りました。

内部事情も知らないし、働いたこともない、まったくのお客視点という、他の施設とおなじ条件でしかディズニーランドを体験したことがない自分だからこそ、公平かつ客観的に比較したり、お伝えできることがあると思っています。

ディズニーランドの成功は、実は“誰でもできること”を執念深く、徹底的に行ない続けていることにあります。それを感じていただき、取り入れられる仕組みを実践してみてください。それで成果が上がったのならば、それこそが自分の喜びとするところです。


『ディズニーランドのここがすごいよ!』(永野まさる・こう書房)より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/16

自分たちの仕事には大きな意味がある


日本で唯一?「やりたいこと探し専門」心理カウンセラー・中越裕史さんの新刊『なぜあの人は楽しそうに働くのか』(大和書房)が来週、発売されます。

それを記念?しまして、こう書房から昨年発行された中越さんのデビュー作『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ 「仕事の意味」を感じて働けるか ~ より




どこかで誰かの笑顔をつくっている




cover photo心理学者のアブラハム・マズローは、

「すべての人間は、無意味な仕事より、有意義な仕事を好むものである」

といいました。

また、心理学者フランクルの実存分析では、人間は自分がしなければならないことの意味を実感すること、使命感を持つことによって、驚くほど強靭な精神を持つことができる、と考えます。

ニンテンドーDSやWiiが実際に発売されるまで、ゲーム業界の誰もがここまでのヒットを予測していませんでした。むしろ、リモコンを振るゲーム機なんてヒットするはずがないという意見のほうが多数派でした。それよりも画面のきれいさを重視したPS3やPSPが圧倒的なシェアをとるだろうという意見が大半だったのです。

そんな世論の中、ニンテンドーDSやWiiを開発することも、ショップの店頭に置いてもらうことも、並大抵の苦労ではなかったはずです。ショップの経営者からすれば、売れるかどうかわからない、リモコンを振るような得体の知れないゲーム機を大量に発注するのは大きな賭けだからです。

それでもニンテンドーDS、Wiiが発売当初から大ヒットを記録し、ショップには常に入荷待ちの札が貼られるほどになったのは、開発者や営業スタッフの並々ならぬ努力があったからです。

そして、その努力の原動力になったものこそ、

「子供の笑顔を取り戻さんかい!!」

というひと言。そのひと言が任天堂の従業員に、自分たちの仕事には大きな意味があると感じさせ、使命感を持たせたから、本気になってがんばることができたのです。

仕事の意味とは、見つけるものではありません。どんな仕事でも、すべての仕事には本来、意味があるはずです。

でも、僕たちの社会は、組織が大きくなりすぎたり、激しすぎる競争ゆえに、その意味を見失ってしまいます。

とても間接的かもしれないけども、営業スタッフが今日も得意先に頭を下げることも、事務員さんが今日も淡々とデータを打ち込むことも、どこかで誰かの笑顔をつくる手助けをしているという意味があるのです。ただ、あまりにそれが間接的すぎて、誰かの笑顔をつくっていることを、仕事の意味を、見失ってしまうのです。

そして仕事の意味を見失ったとき、従業員のモチベーションは、もっとも低下し、「この会社にずっといて、幸せになれるのかな…」と思うようになります。

「自分の仕事がどこで誰の笑顔をつくっているのか?」

それをしっかりと考え、その意味を満たすことができるように働くこと。それこそが、仕事にやりがいを持つということです。

そして、部下が仕事の意味を感じられるようにすること、仕事にやりがいを持てるようにしてあげることが、本当の上司の仕事なのです。

最後に、Wiiを持っている友人の話。

休みの日に子供と一緒にWiiで遊んでいたら、
「お父さん、めっちゃゲームうまいやん! すげー!」
と、憧れの目で見つめられたそうです。

どうやら、子供の笑顔は取り戻せたようです。


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/15

最高にしびれる任天堂の名言


日本で唯一?「やりたいこと探し専門」心理カウンセラー・中越裕史さんの新刊『なぜあの人は楽しそうに働くのか』(大和書房)が、10月20日に発売されます。

それを記念?しまして、こう書房から昨年発行された中越さんのデビュー作『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ 「仕事の意味」を感じて働けるか ~ より




「仕事の意味」を感じて働けるか




cover photo天職について、もうひとつ大切なことがあります。それは、「自分のやっている仕事には意味がある」と感じられるかどうか、ということです。

これについてわかりやすい例として、任天堂のお話をしたいと思います。

「ニンテンドーDS」や「Wii」などで有名な任天堂。この任天堂はゲーム業界史上、もっともかっこいい名言をいいました。ゲーム大好きなカウンセラーの僕がゲーム好きの友達から教えてもらった、最高にしびれる任天堂の名言です。

それは2000年頃のこと。当時のゲーム業界は技術革新が起こり、リアルな3Dのゲームばかりになりました。その代表がソニーの「プレイステーション2」。プレステ2の画面は誰が見ても驚くほどきれいでした。「これが本当にゲームなの?」と見る人すべてに衝撃を与えました。

しかし、技術革新があったにもかかわらず、ゲームをする人の数は減少していました。とくに小学生などの子供がゲームをしなくなっていたのです。リアルすぎるゲームは内容も難しく、子供はついていけません。ゲームはいつしか、マニアだけのものになっていました。

当時のゲーム業界では「子供のゲーム離れ」が深刻な問題となっていました。いまはゲームマニアがいるけれど、子供がゲームをしなければ新しいゲームマニアは育たず、そのうちにゲームをする人がいなくなってしまうのではないか……。ゲーム業界自体が大ピンチだったのです。

当時、任天堂はソニーのプレステ2に大きくシェアで離されていました。大ピンチのゲーム業界の中で、任天堂はさらに大ピンチだったのです。そこでソニーに勝つために、さらに映像のきれいなゲーム機をつくろうと会議をしていたときのことです。いまは退陣された前会長・山内氏はいいました。



「おまえらのつくってるゲームはたしかにすごい。このゾンビと戦うゲームなんか、まるで本物みたいや。みんな熱中してやってる。

せやけどな、おまえらのつくったゲームの前に子供の笑顔はあるか?

どんなにゲームに熱中してても、子供はいつも、テレビの前に一人ぼっちや。おまえら、一人ぼっちの子供を見て、楽しそうやと思うか?

そんなゲームに子供の笑顔はつくられへん!! 本物の子供の笑顔は、お父ちゃんもお母ちゃんも、兄ちゃんも姉ちゃんも、みんな一緒のときしかつくられへん。

うちはコンピュータをつくっとるんやない。子供のためのおもちゃをつくってるんや!! きれいな画面のゲームなんかつくらんでええ。

おまえらの仕事はたったひとつや。みんな一緒に遊べるゲームで、子供の笑顔を取り戻さんかい!!」


その山内会長の言葉から生まれたのが、いまをときめく「ニンテンドーDS」、そして「Wii」です。結果は明らか。任天堂の圧倒的シェア1位です。

でも、任天堂が「ニンテンドーDS」や「Wii」をつくったのは、シェアで1位になるためでも、もっと利益を上げるためでもありませんでした。

「すべては子供の笑顔を取り戻すため」

任天堂の仕事には、子供の笑顔を取り戻すという、大きな意味があったのです。そんな理由で働いている会社に、他の会社が勝てるはずがありません。

そして、こういう働き方こそ「天職」なのだと僕は思います。


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/14

ただ「楽しいからやっている」


日本で唯一?「やりたいこと探し専門」心理カウンセラー・中越裕史さんの新刊『なぜあの人は楽しそうに働くのか』(大和書房)が、10月20日に発売されるそうです。

それを記念?しまして、こう書房から昨年発行された中越さんのデビュー作『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ 楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事を見つけよう ~ より




つらさを感じずにやり続けられること、それが天職




cover photo僕がむかし、営業代理店で働いていたころのことです。ある商品の新しいイベントを考えていて、気がついたらパソコンの前で4~5時間経っていました。普段ならつらくて、1時間も働けば休憩したくなるのに、そのときはつらいどころか、企画を考えるのが楽しかったのです。

さらに、そのイベントを実行するための雑務、普段なら嫌な事務処理や雑多な手配なども、努力感を感じず、時間が経つのを忘れてやりました。それは、初めて自分で考えて実行に移した仕事でした。だから単純におもしろかったのです。

このときの僕は、まわりからは、すごくがんばっている、努力していると見えていたようです。実際、昇進もしましたし、給料も上がりました。

でも僕自身としては、がんばっているとか努力しているという、つらさを伴うようなものはなくて、ただ「楽しいからやっている」というだけでした。

このように、自然と何時間も集中することができ、時間が経っているという感覚すらなくなにかに没頭している状態を、チクセントミハイという心理学者は『フロー体験』と呼びました。

「フロー体験」とは、集中し、充実感があり、それが快感なほど没頭していて、その行動がさらに能力を伸ばすように発展していく状態のことです。スポーツや芸術、仕事などに夢中になって打ち込んでいるときに自然と起きる状態なのですが、「ドラクエ」に適用したのはたぶん僕が初めてです。

僕自身、メールマガジンを書いているときやカウンセリングをしているときに、気がついたら何時間も経っていることがよくあります。そしてそんなとき、やはり仕事を楽しいと感じます。

仕事が楽しくってしようがないし、仕事をすることにしんどさを感じないから、いくらでも努力してしまう。仕事が楽しくって、何時間でも平気でやり続けてしまう。だから当然、その仕事で成功する確率も高くなる。これこそまさに「天職」ということができるでしょう。


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/13

ドラクエするのが仕事だったらいいのに


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』著者の中越裕史さんの新刊『なぜあの人は楽しそうに働くのか』(大和書房)が、10月20日に発売されるそうです。

それを記念?しまして、中越さんの1作目『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ 楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事を見つけよう ~ より




「天職」ってなんだろう?




cover photo僕はカウンセリングの受付窓口として『天職探し心理学ハッピーキャリア』というウェブサイトを運営しています。だから、「自分にぴったりの天職を見つけたいんです!」という相談をよくいただきます。

天職を見つけたいと思う人は多いですが、天職とはどういうものなのかを真剣に考える人はあまり多くありません。

では、天職とはいったい、どういうものなのでしょうか?

僕が考える天職とは、

「努力している感覚がないくらい、一生懸命になれる仕事」

です。この本を読んでいるみなさんの、「本当にやりたい仕事」に対するイメージも、おそらく同じではないかと思います。

とはいうものの、「努力している感覚がないくらい、一生懸命」という感覚が、よくわからないかもしれませんね。

たとえば、「ドラクエ」ってやったことありますか? スクウェア・エニックス社から発売されているテレビゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのことです。非常に人気のあるゲームなので、1度くらいはやったことがある人が多いと思います。

実は僕、ドラクエが大好きなんです。宝箱から強力な武器が出てきたときや、レベルが上がって強力な魔法を覚えたときは大はしゃぎです。もちろん、宝箱の中身がミミック(モンスター)だったときは本気でへこみます。新しい町をうろうろ探索したり、レベル上げのためにモンスターと戦ったりしてるだけでも、気がついたら何時間もテレビの前に座ってる、なんていまでもよくあります。「ドラクエするのが仕事だったらいいのになぁー」と高校生ぐらいのときは本気で思ったものです。

僕の場合はドラクエでしたが、時間を忘れてなにかにはまったことって、誰にでも必ずあると思います。それをするときは自然と何時間も集中することができて、時間が経っているという感覚すらないくらいに没頭している状態になることが。

たとえば高校生のとき、数学の授業は終わるのが遅く感じられてしかたがなかったのに、なぜか美術の授業で絵を描いているときだけは「え、もう1時間経ったの? もっと描きたい~」と感じたり。

普段、自分は一生懸命努力することなんてほとんどないと思っていたのに、あるとき友達から「おまえ、よくそんなに毎日ギターの練習できるよな~。すごいよな」っていわれたり。

人によってはそれがスポーツだったり部活だったりするかもしれません。

そんなことって、誰にでも一度はあると思います。学校でだけでなく、もしかしたら仕事やアルバイトでも、こういう感覚になったことがありませんか。

『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/09

会社で、先輩と上司を見てたら、幸せになれる気がしない


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』著者の中越裕史さんの新刊が、まもなく発行されるそうです。

それを記念?しまして、中越さんの1作目『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ いまの仕事で幸せになれますか ~ より




本当にやりたいことを見つけ、それを仕事にしよう




cover photo「やりがいや充実感のある仕事をしたい」「やりたいことを仕事にしたい」というと、

「仕事ってのはつらくて当然だ! だからいまの若いやつらは仕事が続かんのだ! 要するにおまえらは甘えているんだよ!」

と年配の方にいわれることがあります。
でも僕は断言します。

やりたいことを仕事にして、仕事を通じてやりがいや充実感を感じることができたなら、仕事というのはどんな娯楽よりも楽しく、海外旅行よりもずっと刺激的なものなのです。

「テレビを見るより、旅行に行くより、仕事がしたい!」

世の中には、そんなふうに仕事を楽しんでいる人が、本当にいるのです。

いままでの日本の文化では、仕事とはつらい苦行のひとつであり、お金を稼ぐための手段でしかありませんでした。でもそれも少しずつ変わってきています。少しずつですが、本当にやりたいことを仕事にする人、仕事を通じて充実感を感じている人が増えてきています。

その証拠というわけではありませんが、僕の小学校の同級生の話を紹介します。

彼はとても勉強ができました。中学から私立の有名校に通い、関西なら誰もが知っている一流大学に進みました。そして彼は、誰もが聞いたことがある一流メーカーに就職しました。誰が見てもうらやむエリートです。

先日、数年ぶりにその友人に会うと、なんと会社を辞めたというのです。なぜ、そんな一流メーカーを辞めたのかと訊くと、彼はいいました。

「あの会社で、先輩と上司を見てたら、幸せになれる気がせえへんねん」

彼はいま、ある大きな通信会社の子会社でウェブデザイナーをしています。正直なところ、会社の規模で考えると前職のほうがエリートだと思います。

でも彼は、とても嬉しそうに、

「このホームページ、俺がつくってん」

と、僕に自分のチームがつくったサイトを見せてくれました。

前職を辞めてから、ハローワークの主催しているスクールに通ったそうです。僕たちにいわなかっただけで、大変な時期もあったはずです。もしかしたら一流メーカーを辞めるということに、家族や恋人の反対もあったかもしれません。

でも、「いつか独立して、ホームページ制作会社したいねん」と、少し照れながら話す彼を見て、仕事が充実しているのだなと、その場にいた誰もが感じました。

一流メーカーで働いている彼と、ウェブデザイナーをしている彼。どちらか幸せかなんて、考えるまでもありません。

お金や肩書き、休みの多さや、気の合う上司や同僚がいるかも、もちろん大切なことです。でもそれ以上に、やりがいを持てるかどうか、仕事を通じて充実感を感じられるかどうかは、もっと大切なことです。

そしてそのためには、僕や僕の友達のように、本当にやりたいことを見つけ、それを仕事にすること。それこそがもっとも大切なことなのです。

人間は、起きている時間のほとんどを働いてすごします。もしあなたが充実した人生を送りたいと思うなら、仕事にやりがいと充実感を得られるようになってください。
この本は、あなたが仕事で充実感を感じられるようになるための手引書になると思います。

『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/08

どうやったら、やりたいことって見つかるの


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』著者の中越裕史さんの新刊が、まもなく発行されるそうです。

それを記念?しまして、中越さんの1作目『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

第1章 「やりたいことを見つける」とはどういうことか
 ~ いまの仕事で幸せになれますか ~ より




あなたにとって、仕事の幸せとはなんですか




cover photo「いまの仕事をずっと続けて、私の人生が幸せになるとは思えないんです。

いまの仕事がどうしても嫌というわけではありません。他の人とくらべて、特別に悪い仕事ではないかもしれない。どんな仕事をしたところで、嫌なことやしんどいことはある。それくらい私にだってわかります。

でも、このままいまの仕事を続けて、幸せになれるとは思えないんです。

たった一度の人生、後悔しないように充実した人生を送りたい。そのために、本当にやりたいことを見つける必要があると思います。どうやったら、やりたいことって見つかるのでしょうか?」

僕のところにはこんな相談がたくさん来ます。

僕は心理カウンセラーをしています。でもちょっと特別で、やりたいことを見つけること専門の心理カウンセラーなんです。

この仕事をしていていちばん感じるのは、たくさんの人が「いまの仕事では幸せになれない」と感じているということです。

仕事を通じて幸せになりたいと、たくさんの人が思っている。しかし、仕事を通じて幸せを感じるとは、いったいどういうことなんでしょう? なにがあれば仕事で幸せを感じることができるのか。まずはそれを知らないと、仕事で幸せをつかむことはできません。

あなたにとって、仕事の幸せとはなんでしょう?

「たくさんお金をもらえること?」
「立派な肩書きの名刺を持つこと?」
「休みが多く5時になったら帰れること?」
「気の合う上司や同僚が多いこと?」

たしかにそれらは、良い仕事の条件です。たくさんお金をもらえたほうが嬉しいし、立派な肩書きも欲しい。5時になったら家に帰りたいし、嫌な人と働くよりも尊敬できる人たちと一緒に働きたいと思います。

でも僕のところに相談に来る人たちが求めているのは、お金や名誉、仲の良い人と働いて早く家に帰ることではありません。彼らが求めているものは、ひと言でいうと「やりがい」。つまり、仕事を通して得られる充実感です。

つづく

『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/07

そろそろ本気で「やりたいこと」を見つけませんか


『いまの仕事で本当に幸せになれますか』著者の中越裕史さんの新刊が、大和書房さんから(だったかな?)まもなく発行されるそうです。

それを記念?しまして、中越さんの1作目『いまの仕事で本当に幸せになれますか』の立ち読み版を公開!

まもなく発売される新刊とあわせて、こちらもお読みくださいね。

======================================================================

そろそろ本気で「やりたいこと」を見つけませんか ―― はじめに

cover photo「いまの仕事にどうしてもやりがいを感じることができなくて…。もっと充実感のある仕事、本当にやりたいと思える仕事を見つけたいんです!」

誰だって一度は、こんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか。でも、やりたいことの見つけ方を、身近な人やキャリアコンサルタントに相談すると大失敗。

「やりたいことを見つけたい? 仕事なんてしんどくって当たり前なんだよ。いつまでも甘ったれたことをいってるんじゃない。目の前にある仕事をもっとがんばれ!」

なんていわれてしまい、しょぼんとしてしまいます。どうにも言い返すことができず、しかたなく心の中で「それができるんだったら悩まねーよ!」とむくれるしかありません。

でもね、僕は断言します。やりたいことを見つけたい、そしてそれを仕事にして、充実した日々を過ごしたい――それはとっても人間らしい、自然な感情です。

僕のところには、たくさんの方が、なかには40代、50代の方も、「自分がなにをしたいのかわからないんです…」と相談にいらっしゃいます。

やりたいことを見つけたい。それは決して甘えなどではありません。むしろ、自分はこれからどう生きるべきか、自分にとって幸せとはなんだろう、そんなふうに自分の人生に真剣に向かい合ったから、やりたいことがわからないと悩むのです。

世間一般の価値観に従い、「大企業に入れば一生安定できて幸せ」と思っている人は、やりたいことを見つけたいと悩むことすらありません。

やりたいことを見つけることは、けっして難しいことではありません。むしろ、とてもとても簡単なことです。その証拠に、幼稚園に通う小さな子供は簡単にやりたいことを見つけます。でも、大人になると、その簡単なことができなくなる。

やりたいことを見つけること。それは、大人になるまでにつくってしまった「心の壁」を取り払うこと。そしてそれは、僕たち心理カウンセラーの、もっとも得意とする分野なんです。さて、そろそろ本気で、やりたいことを見つけませんか?

『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(中越裕史・こう書房)より


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »