本の感想聞かせて

2009/01/23

読書感想『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』


あら、うっかりしているうちに前回の更新から1か月近く経っちゃいましたわ。まだ新年のご挨拶をしていませんでしたね。あけましておめ... って、もう、いまさらいいよね。


さて今日は、彩乃さんからいただいた、『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

あ、ちなみにこの本、発売1カ月を待たずに増刷になりましたー。

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カバー写真

本から聞こえる声
「ディズニーランドに行かなくても、ディズニーランドのキャストの心使いなら、今いる場所でも試せるんだヨ」


過去の私
「ほとんどの会社はしょせん会社のシステム優先。同じことしたら現場から煙たがれちゃうよ。 私の周りじゃ おとぎ話・・・」

現在
「喜んでほしい気持ちに意識を合わせていれば、いつか実現できる環境を引き寄せられるかも」

ちょっと未来
「今できる事に盛り込んじゃえば現実化加速するかもね☆ 試してみよう」

(「王様の耳はロバの耳~の、穴! Ver.2.0」2009年1月6日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

なんて斬新なコメント!
これまでにも多くの方からいろいろな本についての感想・コメントをいただきましたが、彩乃さんのこのコメントほどシンプルかつ秀逸なものは、めったにないように思われます。

本の具体的な内容についての言及がひとつもない!
だけど、この本で伝えたかったこと、読者さんに感じてもらいたかったことのポイントはすべて書いてある!!

無駄にぐだぐだと長い文章を書き連ねてしまう傾向のある自分にはまねのできない、なんという潔さ。素敵です。こういうふうに、重要なポイントだけをすっきり表現する文章を書けるようになりたい。

最近はサービスレベルの低下がいわれることも増えてきたディズニーランドですが、それでもやっぱりディズニーのサービスはすごいのです。でも、ディズニーのサービスがすごいなんてことは、いまでは多くの人が知っていること。いまさら「ディズニーはすげーよ!」なんてことを声高に訴えても、あまりにありきたりです。

でも、この本だって「ディズニーはすげーよ!」を訴える本なんでしょ?

そう見えるかもしれません。事実、そういう側面もあるのは事実。

でもねでもね、この本で伝えたかったのは「ディズニーはすげーよ!」ってことじゃないのです。
彩乃さんが書いてくれた、

「ディズニーランドに行かなくても、ディズニーランドのキャストの心使いなら、今いる場所でも試せるんだヨ」

ということ。これをね、伝えたいの。

「ディズニーはすげーよ!」といわしめている「キャストさんたちの“お客様を大切に想う気持ち”」は、あなたの職場でも有効なはず。キャストさんたちと同様に、あなたも“お客様を大切に想う気持ち”を、あなたの職場で有効なかたちで表現できるはず。その“気持ち”を持って、それをきちんと表現できれば、あなたの職場も「すげーよ!」っていってもらえるようになる可能性は充分にあるんだよ。

これがね、著者の加賀屋さんが伝えたかったことなのですよ。

これまでの「ディズニーはすげーよ!」本は、ディズニーフィロソフィーとか、ディズニースピリッツとか、ある意味で非常に高尚な思想をいかに現場レベルに落とし込んでいるか、ということが解説されていることが多かったと思います。ウォルト・ディズニーさんという特異で強力な個性を持った人の想いを実現する場としてのディズニーランドがテーマなので、どうしてもウォルトさんの強い信念や意志に触れないわけにはいきません。

でもね、そのために、そうした本で解説・提案されることは「ディズニーランドという“特殊な場所”だからできること。自分たちの場への導入は無理」と感じてしまうケースも多かったんですよ。実際、そういうことをいう方も多かったし。まさに、

「ほとんどの会社はしょせん会社のシステム優先。同じことしたら現場から煙たがれちゃうよ。 私の周りじゃ おとぎ話・・・」

という状態ね。

たしかにディズニーランドに宿る強い信念、ディズニーウェイと呼ばれる意識の刷りこみは、一種の宗教じみているとも感じられ、それを他の企業に持ち込むのは簡単ではないでしょう。そんななかで従業員個人が実行しようとしたら、そりゃ煙たがられちゃうわな。

だけど、そうした信念ややり方のいちばんのおおもとにあるのは、もっとシンプルで、ありきたりなこと。だけど、とても大切なこと。それが、「お客様に喜んでいただきたい」だし、そのために「お客様を大切に想う気持ち」を持ち、表現することなのよ。

これって、ディズニーランドじゃなきゃできないこと? 違うよね。接客業に限らず、どんな仕事にも「お客様」はいるはずで、そのお客様に喜んでいただくこと、自分たちのお客様を大切に想うことは、すべての仕事で必要なことのはずでしょ。

だけど、利益や効率を優先することが増えてしまった最近では、忘れてしまったり、見えなくなってしまったり、見えていても見ないふりをしてしまったり...

それをね、もう一度きちんと意識しましょうよ、その「想い」を大切にし、それを表現することを考えましょうよ。それならあなただってできるはず。そうやって、

「喜んでほしい気持ちに意識を合わせていれば、いつか実現できる環境を引き寄せられるかも」

しれないじゃん。だって、「ディズニーってすげー!」だってけっきょくはそこから生まれてるんだから。
そのためにも、

「今できる事に盛り込んじゃえば現実化加速するかもね☆ 試してみよう」

そのためのヒントがね、きっとこの本のなかにはあるはずだよ。

……というふうに読んでもらいたいというのが、この本の狙いだったりするわけですよ。

ね。おいらが書くとこんなに長くなっちゃう。それをあんなにシンプルに表現できる彩乃さんのセンスには感服します。すげーよ。

というわけで彩乃さん、この本を読んでくださり、ありがとうございました。気に入っていただけたようで、制作担当として、とても嬉しいです。


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『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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2008/12/18

読書感想『ビジネスを成功させる「伝え方」の技術』


前作『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)から約3年半ぶりの加賀屋克美さんの新刊『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」』の予約受け付けがAmazonで始まりましたよー。

Amazonさんからの発送開始および書店さんでの店頭販売は1月7日(水)くらいからの予定ですが、もしかしたら加賀屋さんのサイトで先行販売があるかも!?


さて今日は、中山さんからいただいた、『ビジネスを成功させる「伝え方」の技術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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こちらは伝えたつもりでも、相手もわかったつもりで、実は伝わってない。何度も繰り返すと、伝えることだけで疲れてしまいますね。

本書は、ビジネスコミュニケーションの基本を確認し、陥りがちなパターンに応じて具体的に助言してます。この助言、かなり使えましたよ。

僕は「思考先行型」に陥っていたと診断できました。
例えば、シナリオに頼りすぎたり、「カオナシ」じゃないんだからと言われるほど抑揚がなかったり。
だから、聞き手を意識した表現や、話に強弱・緩急を加える助言が効果的でした。具体的には、鏡を見て表情を確認したり、童話を音読したり、と。ちょうど、音読がブームのときが以前ありましたので、声に出して読むものに困りませんでしたね。本書を読んだ時期も良かったな。

なお、基本とは、目的と成果を認識することです。
目的は、相手の意識と行動を変えること(を促すこと)で、成果は、変えることに繋がる約束をすること。
ベイビーステップで段階をおって最終的な成果が得られるように段取りも上手になりたいですね。

(「積読タワーの攻略記」2008年12月17日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、この本も自分が担当したものじゃないんで、読んでません。なので内容をぜんぜん知らないんですが、そうですか、使える助言がありましたか。中山さんには前回、『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』で「目新しいものはない」と厳しめの評価をいただきましたが、今回はお役に立てたようでよかったです。

本書の内容とはおそらく全然関係ありませんが(読んでないので関係があるかないかもわかりませんが)、「伝わらない」ということについて、最近ちょっと思うことを。

相手に「察する」ことを強く要求し、相手が「察してくれない」とホスピタリティが足りないなどとやたらと腹を立てる人の中には、相手に対する「伝え方」が下手な人が多いように感じます。そして、そういう人の中には、相手が伝えようとしていることをきちんと受け取るのがあまり上手じゃなかったり、自分勝手な受け取り方をして、方向違いにまた腹を立てたりする人がけっこう多いような。

相手には「察する」ことを強く要求する割には自分が「察する」ことはあまりうまくなく、相手に「伝え方が下手だ、悪い」というわりには自分も「伝え方」があまりうまくない。要するに、その人自身が「伝えること」も「受け取ること」も下手だからどっちの方向にも「伝わらない」のに、それを相手のせいにして腹を立ててる。

本当に「伝え方」がうまい人って、相手の「伝え方」があまりうまくなくても、だからといって腹を立てたりは、あまりしないように思うんです。

以前、あるコンサルタントさんがいっていたのですが、コミュニケーション技術の勉強をして、きちんと相手に伝わるコミュニケーションのしかたをトレーニングしてからは、誰かと話をしていて「腹が立つ」ことが圧倒的に少なくなったと。腹が立つ理由の多くって、こちらの期待や要求とは方向違いのアクションを相手がするからですが、そうなってしまう原因の大半は、こちらの期待や要求をきちんと相手に伝えることができれば解消できる、それができないのは自分のコミュニケーション能力が低いからで、腹を立てるべき対象は相手ではなく自分だと気づいたそうです。

相手に対する希望や期待があるなら、それをきちんと相手にわかるように伝えろと。あんたがきちんと伝えられなかったことを相手が正しく「察して」くれたとしても、それは相手の純粋な「善意」からであって、あんたに対してそうする「義務」はないのだよと。相手の「善意」を期待するのは勝手だけれど、それがかなえられなかったからといって相手を非難するのは勘違いもはなはだしいよと。

空気を読むとか、相手の要求を先読みしてサービスを提供するとか、そういうことができれば確かに素敵だけど、自分に対してそれをするように「相手に強く要求する」のって、自分勝手で傲慢な考えだよなと思うんです。さらに、自分が期待したかたちでそれが実行されなかったからといって「相手を非難・叱責する」なんて、どんだけ思いあがってるんだよと感じます。たとえそれがいわゆるホスピタリティ産業の接客現場であったとしても。

あぁ、この本の内容とは全然話がずれてますね。あいかわらずこんな書き散らし方ですみません。

というわけで、中山さん、ありがとうございました。

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ビジネスを成功させる「伝え方」の技術

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2008/11/27

読書感想『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』


うちで発行した本の出版社名に他社の名前が書かれているのを見るとちょっと悔しい。それが著者の紹介記事の中だと悔しいよりも哀しい。

さて今日は、中山さんからいただいた、『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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スケジュールを立ててから仕事をしている人は実に1割!
だからこそ、基本のスケジュールを立てて段取りを整えて仕事をすれば、差がつけられる。
これが本書の主旨です。

「使える時間」の増やし方には、作業改善の代表的な方法が取られていて、目新しいものはありません。外段取り化とか、(標準)作業の時間測定とか。ただ、当たり前のことをちゃんとやるか否か、です。

本書を通じて、以下の2つの観点を新しくもてました。
・スケジュールに「考える時間」を設ける。
(非常に有用です。いざとなれば、通勤時間に外出することで、残業しなくても済む!?)
・見切れない仕事は優先順位を高くする。
(一人では完成度を十分に高められない仕事の名前付けを悩んでました。「見切れる」「見切れない」か、なるほど)

(「積読タワーの攻略記」2008年11月26日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、この本、自分が担当したものじゃないんで、読んでません。なので内容をぜんぜん知らないんですが、そうですか。目新しいものはありませんでしたか。

中山さんのように日ごろからたくさんの本を読んでいらっしゃる方に満足していただける本をつくるのって、なかなか大変です。

毎月大量のビジネス書新刊が発行されるわけですが、それらすべてに目新しい内容が書けるほど、世の中に「目新しいこと」なんてたくさんはないよなぁとか思ったりして。こういうことをつくり手側がいってはいけないのかもしれないけど、新商品のほとんどは「目新しくないこと」の組み合わせやアレンジで構成されてるのは、本もその他の一般的な商品も一緒なんじゃないかとか思うわけで。だから、たくさんの類似商品に触れているコアユーザーさんにとっては、なかなか「目新しい要素」を見つけにくくなっているのではないかと思います。

これはこれで、べつに悪くないと自分は思っています。コアユーザーさんには申し訳ないですが、どんな商品にもいつだってエントリーユーザーはいるわけで、そういう人たちにとってはどんなものでも目新しいわけですから。もちろん、焼きなおしや寄せ集めでつくられた最近の商品よりも、そのオリジナルとなる商品に触れたほうがいい場合は多いですが、オリジナルが古いものだと、すでに入手困難だったり、コア部分は有効でも修飾の部分でいまの時代に合いにくかったりといったこともあります。だったら、過去の商品にあった「良い部分」を上手に集めてまとめたもののほうが、エントリーユーザーにとっては手に取りやすいかもと思うわけで。

とはいえ、コアユーザーさんにとっては、そうしたものは「すでにどこかで見たこと・聞いたことのある、知っているもの」であり、目新しさがないよなぁと感じてしまうのも自然なことです。でも、目新しいものはないなかにも、自分なりの「役に立つ部分」や「新しい観点」を見つけ出すところが、中山さんのようなコアユーザーのすごさです。

けっきょく、その商品が役に立つか、その商品を楽しめるかは、その多くの部分をユーザー側が負っていると思うんです。本当にその商品には「役に立つ所・楽しめるところは、まったく、一切、ほんの1ミクロンも、ない」のか。99%以上はすでに知っていることかもしれないけれど、ほんのひとかけらでも新たな気づきや、あるいは忘れていた記憶を思い出させてくれたり、といったことはないのか。その「ほんのひとかけら」に気づけるかどうかは、それに気づこう、気づきたいという意識が受け手の側にどれだけあるかにかかってるんじゃないかなぁとか思うわけで。それに、そうやって気づいた「ほんのひとかけら」を楽しめるかどうかも、受け手次第かなぁと。

なので、目新しいものはないといいつつも、新しい観点を2つも持てたとおっしゃる中山さんのような読者さんは、やっぱりすごいなぁと思うし、えらいなぁとも思うし、なにかの商品ではこういうユーザーさんに「目新しい部分があって、内容的にも素晴らしい」といってもらえるといいなぁとも思う今日この頃なのでした。

というわけで、中山さん、ありがとうございました。「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーとしますね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『仕事が速い人の段取り&コミュニケーションの技術』

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2008/11/25

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

Amazonレビューでのネガティブキャンペーンは思ったよりも売れ行きに響くことを実感しながら秋は過ぎ。


さて今日は、さちさんからいただいた、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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ディズニーリゾートって園内がいつも綺麗だし、どのキャストもみんな親切だし、サービスに抜かりが無い。
サービス業に従事している夫はディズニーランドのサービスを目指していた時期もあるほどです。
きっとそういう企業、多いですよね。

この本は「社会人として必要なこと」というよりは「サービス業の何たるか」について、エピソードを通して分かりやすく書かれている本だと思います。

もともと不良少年だった著者がディズニーランドでアルバイトをするようになり、だんだんサービスに目覚め、“お客様のために”というのはどういうことなのかを理解していく過程が収められています。
書かれていることの全てがディズニーリゾートの全てなわけではないでしょうが、徹底した“お客様主義”を貫き、“ゲストを喜ぶかどうか”だけを基準に全てが動いているということが存分に伝わってくる内容です。

サービス業って難しいですよね。
「何でもOK」にしてしまうことがサービスでは無いと思うし、「お客様のため」と言い切ってこだわりを捨てられないのもかなり違うと思うし。

サービス業に就かれている方には是非読んで欲しいなぁ。

そしてディズニーランドの裏もちょこっと見えるので、本を読んでから遊びに行くと今までとは違った目線でディズニーランドを楽しむことができます。
キャストの動きを見ながら「あ~、なるほどね」と思ったり

私のイチオシの一冊です。
是非手に取ってみてください。

(「さちのポジティブログ」2008年9月13日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

さちさんのおっしゃるとおり、この本は「サービス業の何たるか」について書かれたものです。でも、サービス業としての考え方って、実は仕事全般にいえるのではないかと、社会人のスタートがサービス業だった自分なんかは思ってしまったりもするわけで。

ほとんどの仕事って、自分ひとりだけで完結するものじゃないですよね。皆それぞれが自分の役割を持ち、その役割の中で完成させたものを誰か別の人に提供することで対価を得ている。その「人と人との関係性」は、サービス業でもその他の職業でも、あまり変わらないように思うんです。いわゆるコンシューマーとしての「お客様」を大事にすればそれでいいのではなくて、取引のある業者さんだって、同じ社内でも、たとえば自分が起こした伝票を処理してくれる総務・経理の担当さんだって、お客様と同じように大切に考え、対応すべきではないかと。

おたがいに、相手に対する尊敬と感謝の念を持ちつつ、相手のために自分がすべきこととできることをせいいっぱい行なう。それが「社会人」のあり方じゃないかと。

この本が「社会人として大切なことは~」となっているのは、著者の「香取くん」がディズニーランドで働くなかで、「相手に対する尊敬と感謝の大切さ」に気づき、身につけていったから、というのはこじつけかしらん。

なかでも重要なのは、実は「おたがいに」という部分だったりします。

「「何でもOK」にしてしまうことがサービスでは無い」のはそのとおりだし、「「お客様のため」と言い切ってこだわりを捨てられないのもかなり違う」のもそのとおりでしょう。でもここに「おたがいに」という意識が入ると、ちょっと状況が変わってきます。

サービスを提供する側は、相手に対する尊敬と感謝の念を持って一生懸命にサービスをする。同様にサービスを受ける側も、相手に対する尊敬と感謝の念を持って一生懸命にサービスを受けるべきなんです。おたがいに、相手に対する尊敬と感謝があれば、自分勝手なサービスを提供することはないでしょうし、行き過ぎたサービスを要求することだってなくなるはず。その均衡を図れるのが「社会人」なんじゃないかなぁと。

ちなみに某サービス業系のコンサルさんは、一緒にレストランで食事をすると相手が「サービス業従事者として適性を持っているかどうか」がわかるのだといいます。

大きなポイントは2つ。たとえば同席者にごちそうになった場合でも、そこの費用を出してくれた人にだけでなくお店の人にも「ごちそうさま」というかどうか。そして、食事を終えて帰るときに自分の椅子をきちんと元の位置に戻してから席を離れるか。こういうところに「尊敬と感謝の念」を当たり前のこととして表わせない人は、どれだけ口で立派なことをいっていても、現場で素晴らしいサービスを提供できないことがほとんどだそうです。ちなみに、従業員に対して横柄な態度をとったり見下したような口を聞く人は問題外。

そういえば以前、香取さんもこんなことをいっていました。

「自分が、そのお店にとっていちばんいいお客になろう、と思うようにしている」

とくに入ってすぐに「なんだよ、この店!」とちょっとムッとしてしまうようなお店に入ったときこそ、そう思うようにしているそうです。なぜなら、腹が立ったのはおそらく自分の求めるものとお店の求めるものに違いがあるからだと。それを理解しないまま自分で選んで入店したのに、自分の立場だけで考えてお店に腹を立てるのは一方的だろうと。それよりも、そのお店がどういうお客さんを想定しているのか、そのお店にとっていちばんいいお客さんとはどういうお客さんなのかを考えて、そのお客さんに自分がなってみるほうが、お店にとっても自分にとってもハッピーじゃん...

やっぱえらいな、香取さんは。まずは相手への尊敬と感謝の念を持って、相手の立場で自分の姿を考えてみるんだな。目黒の某オステリアですっかり気分を害してしまったおいらは、まだまだ修行が足りんです...

というわけで、さちさん、ありがとうございました。よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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音声で聞く! オーディオブックもありますよぉ~。


《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』

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2008/11/10

読書感想『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

ついにポメラ発売日になっちゃったよ。まだ実物を見てないし触ってもいないのだけど、どうしよう、どうしよう。1万7000円台前半まで来たら購入と思ってるんだけど、その前に品切れ・生産終了になってしまいそうな気もする。あぅぅ。


さて今日は、BERRYさんからいただいた、『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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接客の話です。接客の醍醐味の基本に戻りたい方はオススメかもしれません。しゃべり口調で書かれており、文字も大きめなので、たとえ疲れていたとしても内容がすんなり頭に入ってきます。

これはあくまでも一例で、全ての接客がこんな風にいくとは限らないけれど、このような働き方も世の中にはあるのだ、と視野を広げるために読むのも面白いと思います。

お客様を喜ばせる以前に、まず、身近な人を喜ばせることができるかどうか、ですね。著者が行った本場アメリカのディズニーストアでは、スタッフどうしが、互いに、喜ばせることを考え、実行することができたそうです。サプライズがよくあったみたいです

当たり前なことについて。。。

考えすぎてこんがらがったときや、袋小路になってしまったとき、スタート時点に戻ることは大切だと私は思います。迷路でも、行き止まりにぶつかると、その前の分かれ道の地点まで戻ってもう一方の道を行きなおすのが普通ですよね?

最初の時点に戻ると意外と答えはシンプルだったりします。また、悩みごとがあっても、装飾的な考え(?)を全て排除してシンプルに考えると楽になることってあると思います。シンプルなことって、当たり前なことが多いと思います。

以下、本文より抜粋。あたりまえだけど、大切なことだと思います。

●「夢」をつかむために、思いつくこと、できることは、なんでもやってみる。(いまできる精一杯のことをする)そして最後まで「あきらめない」こと。そうすれば「夢」は「現実」になり、まわりの人からも認めてもらえるようになる。

●興味のあること、好きなことは、とことん追求する。

●例えばビラ配り…たんに情報を伝えるだけでなく、お客様の選択のお手伝い。

●「自分のお客様」をつくる。(この人から買いたい!)

●お客様と一緒につむいだ思い出は、お客様にだけでなく、自分にとっても思い出になる。お客様に楽しんでもらい、喜んでもらえるようにサービスしようと心がけることは、自分をも楽しませ喜ばせることにつながる。

●いま目の前にある問題に対応するだけでなく、その先に続くお客様の気持ちまで考えて一緒に解決策を探し、行動をする。

●大変で、できればやりたくない仕事を、面白く、楽しめるゲームにしてしまったジャッキー。

●「新鮮さ」と「うきうきワクワク」、これって働く上で一番大切なことなのかも。

●確信があるなら、ルールだからといって、ぶつかる前からあきらめない。

●モノを売ることよりも大切なこと…従業員とお客様はどちらも人であるということ。双方のコミュニケーションを大切にすることでお互いの間に信頼が生まれ、信頼が商品の販売へとつながっていく。

(「MixBerry」2008年11月7日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

接客の醍醐味の基本に戻りたい方にオススメ... なるほどです。「対象読者」を非常にわかりやすく表現してくださり、助かります(^^;)。

この本は「ディズニー」のなかでも「ストア」、つまり「物販」が舞台なこともあってか、いわゆる「ディズニーのサービス本」一般とはちょっと扱い範囲が狭いというか、偏りがあるんですね。しかも、ディズニーそのものの考え方と同等かそれ以上に、著者の加賀屋さんの主張――好きなことはとことん追求しよう、夢があるならあきらめずに追い求め続けよう――が強く出ている本になっています。

そのためか、「ディズニーのホスピタリティ解説本の一種」という観点で手に取ってくれた読者さんには、ちょっと思惑が外れたというか、期待していた内容とは少し違ったという印象をもたれることも少なくないようです。とくに、経営とか教育といった観点でディズニーを参考にしようという方には、あまりそぐわない内容かもしれません。

この本は書名どおり、「働くことの喜び」がテーマです。どうやれば自分の仕事に喜びを持って働くことができるか。働くことの喜びを得るために、加賀屋さんはどうやってきたのか。その加賀屋さんの考え方にディズニーはどう影響を与え、また加賀屋さんの夢の実現をどうバックアップしたのか。そこから読者さんに「あきらめないことの大切さ」と「喜びを持って働くことの楽しさ」を感じてほしい、知ってほしい、というのが加賀屋さんの伝えたかったことなのだろうと思います。たぶん。

その舞台が「接客」の場なので、接客経験がある、あるいは、いま接客の仕事をしている人のほうが、共感を持ちやすいかもしれませんね、たしかに。でも、BERRYさんが書籍から抜粋してくださった事柄などは、接客だけでなくすべての「仕事」に応用できる「考え方」のはずです。そうした「考え方」の部分に注目して、その「考え方」を「自分の仕事」にはどういう形で導入・応用できるかに意識をシフトできれば、きっと接客以外の仕事にも参考になることがあるはず。だって、いわゆる物販などの対面接客業だけでなく、すべての仕事には、その先に「相手」がいるはず。それが取引先だったり関連工場だったりあるいは社内の別部署の人だって、その「相手」とのやり取りが自分の仕事の流れの中にあるなら、その「相手」は自分にとって「大切なお客様」と変わりがないのだから。

なんてことをこの本からちらっと感じてもらえたならうれしいなと思う今日この頃です。

なお、加賀屋さんの新刊『ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」(仮)』が来年1月中旬~下旬ころに発行の予定です。現在、鋭意制作進行中。お楽しみに。

というわけで、BERRYさん、ありがとうございました。

よろしければ「本を読んで新刊ゲット!」企画にもエントリーしてくださいね。Blogに読書感想やコメントを転載させてくださった方のうち、こちらから連絡の取れるメールアドレスがわかる方を対象に、新刊書籍を抽選でプレゼントしています。

エントリーをご希望の場合は、ここのコメント欄(「メールアドレス:」のところに書き入れてもコメント欄には表示されませんし、他の方がそのアドレスあてにメールを送ることもできませんので、ご安心を)、もしくはあまろ~ねにメールを送るを使って、メールアドレスをお知らせください。

11月の当選者数は2名様です。当選された方には、12月1日(月)に当選のご連絡をする予定です。


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『働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

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『サービスマインドをたかめる物語』

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2008/11/05

読書感想『サービスマインドをたかめる物語』

ちらし寿司とばらちらしの違いがよくわかりません。ちらし寿司の正しい食べ方もわからん...


さて今日は、卯春さんからいただいた、『サービスマインドをたかめる物語』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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えーっと、この本。すごくいいんですよ。(←それだけ?汗)

僕は毎月ちょこちょこビジネス書籍を買ってたりするのですが、これは今まで買った中ではベスト。
コールセンターって訳ではなく、サービス業界に携わる全ての人に読んで欲しい1冊です。

舞台はとあるレストラン。オーナーが連れてきた寺さんというサービスパーソンに導かれ、新人マネージャーの町田君やスタッフ達が、サービスマインドに目覚め、成長していくという、(ちょっと古いドラマで恐縮ですが)王様のレストランみたいなストーリーです。

僕は比較的発売してすぐに購入したのですが、共感するところが多々有りまして、

「マニュアルは基本」
「ウキウキは伝染る」
「初心の力」

などは、表現を変えてこのブログにも出てたりします。

サービスの本質をうまくストーリー化しており、サービスパーソンのイロハを確認する意味でもいい本だと思うのですが、この本の優れているところは別にあります。

それは読み終わった後、「また顧客対応頑張ろう」とか「サービス業って素敵だよね」っていう前向きで優しい気持ちになるんです。

やっぱり毎日お客様対応しているとちょっとずつ膿が溜まってくるのですが、それが綺麗にとれるというか。。。なんとも心地よい読後感に包まれます。

この本はいわゆるノウハウ本ではなく、読むとマインドが高まるようなものという目的で作られたそうですが、まさにそんな感じです。

実際、どんなに「これはいい本だから読みなさい」と貸してあげても一向に読まないうちの部下たちが、この本だけはみんな読んでました。

いわく、「寺さん最高っすよ」「ちょっとウルッときちゃいました」だそうです。w

ともあれ下手なハウツー本読むならこっちのが絶対に役に立つ。それだけは、自信を持って断言できます。

Amazonから、冒頭部分だけなか見検索できるので、ぜひ一度読んでみてくださいませ。

サービスのすばらしさ、喜びを再確認させてくれる本だと思います。


(「コールセンター考」2008年10月28日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

これまで、それなりにたくさんの本の制作を担当してきましたけれど、そのなかでもこの本は自分にとって「特別な本」のひとつです。

いまだかつてあんなにたくさん著者さんに「この原稿じゃ、没」と伝えたことはありません。たいていは、いただいた原稿をベースに調整をかけて体裁を整え、本の形にしていくのだけど、この本は、そうはしなかった。というか、できなかった。その結果、著者さんには4回も、まったく違うかたちでの原稿書き直しをお願いすることになり、いまから思うと申し訳なかったというか、よく最後まで投げださずに書き上げてくださったというか。

でも、その甲斐あって、本当に素晴らしい本になったと信じています。自分でつくっておいてなんですが(^^;)。

なにが素晴らしいって、卯春さんのおっしゃるとおり、

> 読み終わった後、「また顧客対応頑張ろう」とか「サービス業って素敵だよね」っていう前向きで優しい気持ちになる

ところですね。これってきっと、接客サービスの仕事をしたことがあって、その仕事を通じてなにか素敵な気分になった経験がある人じゃないと、わからない部分だと思います。逆にいうと、接客サービス業の経験がない人、接客サービス業の「素晴らしい瞬間」に出合った経験がない人には、わかりにくいというか、心に響きにくかったようです。その辺の意味も含めての、最初のページの言葉、

「サービスマインド」という言葉が気になって、
この本を手にしてくれたあなたは、もう合格です。
あなたのなかには「サービスマインド」があります。

なんですね、実は。そして同時に、あとがきに著者の久保さんが書いていること、

ただひとついっておかなければならないのは、僕がこの本の執筆にあたってやった仕事というのは、みなさんの中に潜むサービスマインドの拾い集めでしかないということだ。もともとみなさんの中にあるものを拾い集めて、物語を仕立てたのだ。いうなれば、寺さんと町田くんという、ふたりの誠実で心優しいサービスパーソンを天から舞い下ろさせたこと、その一点だけが僕の功績であり、あとはみなさん自身が、この本をつくりあげたのである。

の証明でもあるんです。この本を「素晴らしい」と感じた方は、自分の心にある「サービスマインド」を意識し、そのマインドが触れたいくつかの「素晴らしい瞬間」を思い出して、自分でこの本を「素晴らしい本」につくりあげたんです。なので「寺さん最高っすよ」「ちょっとウルッときちゃいました」といってくださった卯春さんの部下の方たちも、素晴らしいマインドを持った素敵なサービスパーソンであることが証明されたわけですね。

そういうふうに読んで、感じてもらえる本をつくれたこと。これは、自分にとってひとつの勲章です。ふたたび自分でつくっておいてなんですが、この本、大好きです。

なお、卯春さんのおっしゃるとおり、著者の久保さんはこの原稿を書くときに『王様のレストラン』を意識したそうです。なので「寺さん」は「千石さん」ですね、きっと。そんでもって「町田くん」が「禄郎くん」と。ちなみに自分はこの本の制作当時、まだ『王様のレストラン』を観たことがなくて、イメージがよくわかりませんでした。なので実は、自分の中では『王様のレストラン』ではなくコミックの『ソムリエ』(の日本帰国後編)をイメージしてたのですが、それはまた、別の話。

というわけで、卯春さん、ありがとうございました。

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『サービスマインドをたかめる物語』

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『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

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2008/10/06

読書感想『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』

『HEROES season 2』で田村英里子のポジションが「日本一美しい女性」(by ヒロ・ナカムラ)となっているのが、なんとなく解せない。


さて今日は、だんさんからいただいた、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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カバー写真

先日ブックオフで目について買ったんです(貧乏モード)笑


仕事の事もあって、だから自分にとって仕事ってなんだろう的な事も含め、キャストあれこれについても興味があったし、なによりタイトルが素敵じゃないですか。

一気に読んでしまいました。

で、うまくかけないけど、ディズニーはすごい!って思いました。
(そんなことはあらためていわなくてもわかってる)

確かにね。
色々ありますよ。
あれだけインすれば、キャストさんにがっかりさせられる事もたまには。

だけども、根底の部分ではこんなんなんだ。。
頭が下がりました。

いつかシェフ(←限定か)で働く事を夢見てる私だけど、パークの中でゲストの笑顔のために働くのもいいかもしれない(早くも洗脳されてるか??w)

なんて思いそうにさえなりました。

でもここで一つ気になる事が。

キャストだって休みはあるし当然インするじゃないですか。

だけど、見た目はゲストだしお仕事はしないのに、魂はキャストでいなくちゃいけないような気がしたんです。
ってか実際はいけないというよりなってしまうのではないか。と。

と思うと、この本を読み終えたとき私は

「私はキャストにはなれない」

とつぶやいてしまいました。

大変だけどやりがいはある。
すごく素敵だったんですよ。
人間さえ変わるかもしれない。
そんな自分を見てみたいとも思ったけれど、

ゲストでありたい気持ちがあったのも大きかった。

なんて感想はおいといてw
とにかくこの本面白かったです。
パークにいずしてパークにいるような妄想族にはぴったりの一冊。

続編もあるらしいので
またブックオフに探しに行こう♪
(←アマゾンですぐ買えますから)


それかレンタルしますよ?(爆)


(「だんちゃんのブログ」2008年9月9日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

えっと、もし多少なりとも懐具合に余裕があるようでしたら、ブックオフじゃなくて新刊書店さんで買ってね~(^^;)。

いや、読んでいただけるなら、ブクオフさんで手に入れられても、図書館さんで借りていただいても、それはそれでいいんですけどもぉ、それだと著者さんにも出版社にもぜんぜんお金が入ってこないわけでしてぇ、ぶっちゃけ、儲かんないのよ。

ま、おかげさまでこの本はこれまでにたくさんの方が買ってくださり、すでに制作にかかったお金は回収できてますし、それ以上に充分な利益も出てますのでいいんですけど、うちで出してる本すべてがきちんと制作費回収できてるわけじゃなく、思いっきり赤字が出ちゃってる本とかもあったりするわけで、その赤字の補てんをこの本がずいぶんしてくれてるような状態だったりします。

……って、そんなぶっちゃけ話はいりませんね(^^;)。

だんさんは、シェフになりたいんですかぁ。すごいな。

自分も料理は嫌いではありませんが、厨房の仕事はさびしいんだよなぁ。

実は自分、出版社に転職する以前は、某ファミリーレストランチェーンで働いてまして、そこでは社員はホールと厨房の両方を担当しなくちゃいけなかったんですよ。んでね、ホールはお客さんの反応とかが直で見えるので楽しいのだけど、厨房はねぇ、汗かいて一生懸命つくった料理をお客さんが喜んでくれてるのか、それとも不満を感じてるのか、ぜんぜん見えないんですよ。でも注文伝票はどんどん入ってきて、片っ端から調理して、どんどんホールに提供して、なべやまな板や包丁洗ってるうちにまた伝票が入ってきて……のループ。なんか、料理をつくりながらどんどんさびしくなっちゃって。

もし、またなにかの理由で厨房入りしなくてはならないときは、オープンキッチンの店がいいなぁ。お客さんから見られている分、厨房の中で無茶はできないけど(以前の店ではかなり無茶してました。その内容は書けません。わはは)、少なくとも店内の様子、お客さんの様子が見えますからね。誰かに褒めてもらいながらでないと作業を続けられないのよ、自分はきっと。

……って、40を過ぎたおっちゃんのモノローグなんてどうでもいいですね(^^;)。

> だけど、見た目はゲストだしお仕事はしないのに、魂はキャストでいなくちゃいけない

っていうのは、接客やサービス系の仕事ではみんな同じですね。『小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)のなかにも書いてあるのだけど、サービス業って、仕事(職業)であると同時に、「生き方」なんだと。サービス業で働くことを選ぶということは、サービスパーソンという生き方を選ぶことなんだと。

それがONであろうとOFFであろうと、自分の職場にいるときだけでなく、職場の外にいるときでも、自分がその職場のスタッフであることには変わりないし、自分に出会う多くの人が自分のことを「あの職場のスタッフ」と知っていたりする。だからいつだって、自分がその職場のスタッフであることを意識した行動、お客さんがその職場のスタッフに期待しているであろう行動を意識した行動をとらなくちゃいけない。接客業・サービス業って、お客さんに「夢」や「希望」や「楽しい思い」を売るのが商売だから。いくら職場で愛想よくしていても、外でそれを打ち消すような行動をとっているところをお客さんに見られたら、もうそのお客さんは自分から「夢」も「希望」も「楽しい思い」も買ってはくれなくなっちゃうんだよね。

でもこれって本当は、接客やサービスの仕事に限ったことじゃない。どんな仕事をしていても、どんな職場で働いていても、お客さんにとっては、ONのときでもOFFのときでも自分がその職場の「代表」であることに変わりない。どこで大事なお客さんが見ているかわからない。どこに大事なお客さんやその関係者がいるかわからない。だからどんな時でも、自分がお客さんにされたら嫌な態度、自分がお客さんにしてはいけない態度は、とっちゃいけないんだな。

……って、なにかっていうと説教くさくなるところがおじさんってやーね。失礼しましたー。

というわけで、だんさん、ありがとうございました。

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2008/10/02

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

デスクまわりのコンセントが思いっきり足りません!


さて今日は、貴方の応援団長さんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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カバー写真

「天職」を考える際にとても参考になる本と出会いました。

やりたいこと探し専門の心理カウンセラー、ハッピーキャリアの中越 裕史さんが、お書きになった

いまの仕事で本当に幸せになれますか
― 自分にぴったりの《天職》を見つける本

《天職》と聴くとすぐに「才能」と結びつけて考えて、「どうせ自分は、才能がないから」と諦めがちですが、中越さんの説く《天職》とは、どちらかと言うと「やりたいこと」。

「才能」についても好きなことをずっと続けた先にあるものと教えてくれています。

《天職》と「才能」について、このように言われると、いままで自分と関係ないと思っていた《天職》や「才能」が急に身近に感じられ勇氣、元氣、やる氣が湧いてきます。

最後の方に、中越さんが、この本で伝えたいことをわかりやすくまとめています。

自分の好きなことを、正直に、認めること。
そして、好きなことを仕事にするために、一歩を踏み出し、それをずっと続けること

氣づき(認める)→実行→継続

団長は現在、氣づき(認める)から実行へ移行している段階です。
天職に向け確実に進んでいきます。

本日の氣づき
たとえどんなに小さくとも、まずは一歩を踏み出そう!
一歩、一歩の積み重ねが継続となる。

それでは最後に

「素敵な貴方に幸あれ!!」


(「貴方の応援団長 学び舎 やればできる!」2008年9月22日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

貴方の応援団長さんは、「貴方の」というくらいですから、私の応援団長さんでもあるのでしょうか。おいら、あまり人から応援してもらったことがないので、応援されるとどう反応すればいいのかわかりません。とりあえずゴミ箱のゴミでもかたづけようかしら。

中越さんの説く《天職》とは、どちらかと言うと「やりたいこと」――この視点が実は、中越さんの面白いところかなぁとか、ちょっと思ってます。

どなたかだったか忘れましたが、本かウェブ記事かで天職のことを「どうしてもあきらめきれないこと」と表現されている方がいたように思います。これも、ちょっと似たようなとらえ方ですね。

でも、中越さんのほうが、天職への入り口が低いというか、入りやすい感じがします。だって、「やりたいこと」ですよ。「やりたいこと」さえ見つけて、それを続けていけばその先に才能もついてくるなんて、そんな楽な考え方でいいの?

うん。
そんな楽な考え方でいいんだよ。
それがたぶん、中越流。

むしろ、楽な考え方ではいけないと身構えてしまうから、天職へたどりつけない。
あまりに生真面目に知識と経験を頭で分析して考えてしまうから、やりたいことがわからなくなってしまう。
それよりも、もっと楽に、肩の力を抜いて、ほんの小さな「好き」な気持ちを大切にしよう、その先に「やりたいこと」も見えてくるし、「天職」も見つかってくる、という考え方なんですね。

ちなみに自分が気に入ってるのは、実は92ページからのコラム「天職は救世主か」です。すべての人が天職を探すべきというわけじゃない、無理して「好きを仕事に」しなくてもいい、という、ある意味この本の根本テーマを覆すような内容ですが、こういうことをこういう本の中に率直に書いてしまうところに、あたしゃ著者への信頼感を持っちゃうんだなぁ。そんでもって、自分はきっと「天職」とは無縁なんだろうなぁ、だけど幸せに生きてけそうだなぁとも思うのです。

むぅ。この本に対していただいた感想に対してつけるコメントとしては、あまりふさわしくない気がする。こんなんでいいのか、おれ?

というわけで、貴方の応援団長さん、ありがとうございました。

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2008/10/01

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』


会社を1週間休んでいる間にバックアップ用の外付けハードディスクが壊れてた。なぜ?


さて今日は、ぐりんこさんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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この1冊を読み終えて、改めて「生きること=働くこと」だと思いました。
そして、それはスゴク素敵で、大切なことだと思います。

だからこそ、「好きなこと(興味のあること)を仕事にする」ことが人生を充実させる上で本当に重要。

でも、それは簡単なことではないように思えて...

そんな、すぐ挫けそうになったり、不安だらけになってしまう私たちと一緒に、著者があたたかく一歩一歩、伴走してくれるような内容でした。
決して(巷の成功本に多そうな)「ドンドン行け!行け! 成功したければ突き進め!」というような内容ではありませんよ。

私も読み終わる頃には、「どんな小さなことでも夢への第一歩。できるところから始めてみよう」という気持ちになったくらい(^^♪

今、胸に小さな火が灯ったような感じです。
そのか弱い灯火を、これから自分自身の努力の積み重ねによって、少しずつ少しずつ、力強く、熱い火に変えてゆきたいな。

将来が不安で立ち止まりそうになった時、ぜひ手に取ってみていただきたい1冊です。オススメです~(*^_^*)


(「ぐりんこの感響日記」2008年9月10日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
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読んでくださってありがとうございます。

そうなんですよね。この本、読者になにも「強制」しないの。

あなたはもしかしたら、こう思ってるんじゃない? なのに、それがうまくできずにいるのかな? それはたぶん、こういうことが障害になってるんだよ。もし、その障害を取り除きたい、小さくしたいのなら、こういうことがヒントになるかもしれないよ……

といったことを優しく提案してくれるだけ。「成功!」とか「願望実現!!」とかにがつがつした部分が希薄なので、魂を鼓舞して燃え上がらせるような本が好きな人には、ちょっと物足りないかもしれません。

でも逆に、パワフルな「成功本」を読んでパワー負けを感じてしまったり(それは私)、あんたにそんなことまでいわれたかねぇよと素直になれなかったり(それも私)するような人には、いいかもしれません。「共感」と「受け入れ」に満ちた内容なので。

そう、まさしく「すぐ挫けそうになったり、不安だらけになってしまう私たちと一緒に、著者があたたかく一歩一歩、伴走してくれるような内容」ですね。

ちなみに書名はちょっと脅かしが入っていますが、根底にあるのは「自分にとって“幸せに生きる”とはどういうことだろう」を考えるための本だと思います。仕事で「成功」することよりも、仕事をしながら「幸せに生きる」ことにプライオリティがある。世の中には仕事で「成功」したけど「幸せじゃない」人もいるようですが、そういうのって悲しいよなと思う人にも読んでいただければと思いますです。


というわけで、ぐりんこさん、ありがとうございました。

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2008/09/18

読書感想『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

明日から夏休みです! 台風、来るなーっ。


さて今日は、ムーン・フェアリー・ヒロコさんからいただいた、『いまの仕事で本当に幸せになれますか ~自分にぴったりの《天職》を見つける本~』(楽天ブックスで買う)(Amazonで買う)の感想をご紹介します。

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カバー写真

秋の澄み切った空のような表紙のブルーです。
中越さんのような若い心理カウンセラーが活躍してくれると、日本の将来も安心できます。(お母さんモードかも)

以下抜書き。

「『天職探し心理学ハッピーキャリア』というウェブサイトを運営しています」

「天職」とは「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事」

「自分のやっている仕事に意味がある」と感じられるかどうか、も大切。

「好きなことを仕事にしたら、好きでなくなってしまう。だから、好きなことを仕事にしないほうがい」という考えもありますが、著者は「好きなことを仕事にしたほうが、絶対にがんばることができる」からこちらをオススメしています。

「自分の好きなこと、興味のあることがわからない」という相談が多いのだそうです。

●●「もし今晩、枕元に神様が現れて、あなたがどんな仕事に就いたとしても、必ず成功すると約束してくれたとしたら、あなたはどんな職業を選びますか?」
やりたいことがわからない人には、この質問をするそうです。
すごくわかりやすく、答えやすい「問い」です!

そして「あなたの中で思い浮かぶ、成功するのに必要と思うだけの努力をすれば、本当に成功するに違いない」

「あなたが求めているのは、『長く働ける居心地のいい職場』でしょうか。それとも、『本当にやりたい仕事』でしょうか」
彼はどちらも「OK」と言っています。

●「あの天才・イチロー選手だって、「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」といっています」

「一歩踏み出すために大切なことは、まず〈抵抗〉が気づかないくらいの、小さな小さな一歩を踏み出すこと」
認知行動療法などで使われる、スモールステップの原理。

●●「若者が会社を辞める理由で多いのは、主に
無理な長時間労働
モラルのない会社への嫌悪
面接時の条件と違う」

「長時間労働」は人間的な生活を奪いますよね。
「モラルのない会社への嫌悪」とはなんと「まっとう」な人柄でしょう! こういう青年がいてくれることに、私は驚きとともに感謝をしてしまいます。
「条件が違う」は論外でしょう。これモラルと関係します。

今の「偽装」や「メタミドポス米」の問題を見るにつけ、日本人のモラルは何処?と嘆いていた所に「良心」の一矢を報いてくれるようです。

若い人は、辞めようと思って入社するわけではないのです。

「団塊の世代を恨むより、「食べるのに困らない豊かな国をつくってくれたおかげで、やりがいについて悩めるいまの自分たちがいる」と考えた方が現実的です」
このように考えてくれる青年がたくさんいたら、きっともっと良い国・日本になりそうな気がします。

「最近の若い者は・・・」なんて私は言いません。こういうような「まっとうな」青年に好感を持ち、将来の日本に対して明るい見通しが持ちます。


(「今日のデザート読書」2008年9月16日より。Blog掲載に際して句読点や改行の位置など少し修正してあることがあります)
~~~~~~~~~~

読んでくださってありがとうございます。

これ、なかなか胸に突き刺さる書名ですよね。

いまの仕事で本当に幸せになれるのか。

率直にいって、いまの自分にはよくわかりません。
ただ、自分にとって「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう仕事」ではないので、きっと「天職」ではないのだろうなとは思います。

でも自分は『本当にやりたい仕事』よりも『長く働ける居心地のいい職場』のほうに興味がありますし、幸いなことにいまの職場はそれに近い空気を持っているので、そういう意味では、いまの仕事で自分は幸せですわ。

しかし、この本つくりながらね、ちょっと考えちゃった。
「自分の好きなこと、興味のあることがわからない」って、自分もそうだよなぁ。

そりゃね、音楽を聴くのは好きです。でも「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどではない。
本を読むのも好きです。でもやっぱり「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどではない。
美味しいものをつくったり食べたりするのも好きです。だからといって「楽しくて、自然と何時間もやり続けてしまう」ほどでもない。

いろんなことが少しずつ、いろんな形で好きだけど、「これがすごく好き、興味がある」というものは、とくにないんだなぁ、自分。

それにね、一時的に「けっこう好き」になることはあっても、これまでに「ずっと好きであり続けているもの」も、そういえばないかなぁと。
ギターだって、8年間くらいは大好きで毎日のように弾いてたけど、いまじゃほとんど手にしない。音楽だって、10年間くらいはむさぼるように聴いてたけど、いまは休みの日でもぜんぜん聴かないこともある。本も、学生時代は何時間も読み続けていたけれど、いまは10分くらいで疲れちゃう。料理も、以前は時間をかけていろいろつくったけど、最近はめんどくさい。食べるのも、前はおいしいお店に食べに出かけたけど、いまはわざわざ出かけてまで食べたい気持ちがない。
どれもこれも、なければないでかまわない、生活に必要な分だけあればそれでいいか、てな感じになっちゃってます。

いろいろな意味で、衰えたな、自分...

そんなわけで、若い著者さんの純粋で真っすぐな気持ちや考え方が感じられるこの本は、自分にはちょっとまぶしいです。自分の中の「まっとうさ」がすっかり薄れちゃったんだろうなぁ。汚れちまった悲しみにぃ~って感じです。

自分にはすっかり未来がない感じですが、この著者さんをはじめ若者たちには未来があります。未来は若者がつくるもの。純粋で真っすぐな気持ちを持った「まっとうな」若者たちが、幸せな働き方ができるような未来になるために、この本が役立ってくれるといいなぁ。


というわけで、ムーン・フェアリー・ヒロコさん、ありがとうございました。

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『いまの仕事で本当に幸せになれますか』

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《この本を読んでくださった方は、こんな本も読んでいる... かも?》

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『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』

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9月の新聞広告掲載予定です。

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★メシが食いたければ好きなことをやれ!
★学校の勉強だけではメシは食えない!
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